こんばんは。
「あなたの周りには他責思考の方はいらっしゃいますか?」
「そして他責思考の方はチームの心理的安全性を下げているのではないか?」
と考えたことはありますか?まず、他責思考の人はどういうタイプなのかを簡単に書いていきます。
他責思考の方々の例
こういうことを言います。
- 「信号待ちが毎回じぶんのときに赤になり、ダルい」
- 「友人と飲んだら面白くなかった。社会人で友達になったが、思い出がないので盛り上がらなかった」
- 「どうでもいい、やりたくない」などダウナー系の発言が多い
- カラオケでうまい人がいたら、萎える
- この人がこう言っていた、みたいな?
こんな感じでしょうか。要するに愚痴が多いタイプの方ですね。コントロールできないものでも文句を言い、飲み会で楽しくなかったことも他人のせいにする。飲み会で楽しくなかった理由は、
他責思考の方が愚痴を言いまくり、自分から楽しくない状況にしたことを他人のせいにしている。
どうでもいい、やら、やりたくない、やら無責任な発言が非常に多い。
努力すれば少しは上達できるものをやろうとせず文句を言って自分の努力はしない。
他責思考の人の口癖やセリフ
- だるい
- お仕事中にだるいという発言は、そもそもそのお仕事にミスマッチです
- だるいの本来の使い方は体調が良くないときに使う言葉です
- どうでもいい
- 自分の担当業務の結果もどうでもいいというあたり、責任感が全くありません
- これでうまくいかなかったら誰々さんのせいにしよ
- これはどう考えても他責思考です
- あの人の指示でやりました
- 何か失敗したときによく聞きますが、これはあの人の指示でやったので私のせいではありませんと聞こえます
- 代わってもらってありがとうございますって感じです
- ありがとうございます、だけでいいのに最後に感じですってつけるとすごく他人事に聞こえます
- 説明の語尾の最後に「みたいな?」
- 断定口調で言わないのは自分の言論に責任を持ちたくないため結局他責思考に聞こえます
他責思考の方はチームの心理的安全性や生産性を下げている
心理的安全性を下げているというのは、生産性を下げているとも言います。
他責思考の方は愚痴が多いです。
- お客様の対応がダルいのでやりたくないです
- お客様の問題が解決しようがしまいがどうでもいいです
このような無責任なことばかり言いチームを困らせることが多いです。結果的に他責思考のかたは
メンバーの愚痴も言い始めます。
- あの人の発言本当にうざいよね
- あの人意味わからないことやっていますよね
などなど、チームを空気を良くない方向に持っていきます。悪口依存症に周りを巻き込むことで
チームメンバーの個々の成長まで速度を遅くさせてしまう。
さらに文句を言われたメンバーは不安になり、お仕事をしている最中に陰口を言われていないか気にし始めてしまいミスが増えてしまう可能性がある。
悪口依存症とは
悪口をいうとドーパミンが発生します。ドーパミンは目標達成などをすると発生したりする報酬系の神経伝達物質です。ドーパミンは短期間の間、幸せな状態を保ちますが効果がすぐにきれます。
「悪口をいう => ドーパミンで幸せになる => 効果がきれてまた悪口をいう」
つまり、悪口をいっていればドーパミンが発生するので他の学習などをおこたり成長できなくなります。そして悪口だけは上達しますが、結局悪口ばかり言っているとそういう人たちとしか絡むことができなくなる。または人が離れていき孤独になります。
他責思考の方はどうすれば自責思考になるのか
正直
「簡単ではないと思う、なぜなら他人を変えることは難しいから」
なんらかの契約でお仕事をしている場合は更新をしなければおわりです。正社員の場合は切羽詰まった状態のときに他責について指摘するぐらいしか変わらない。ただ、それでも話をお話を聞かないことのほうが多いです。なぜなら「悪口依存症によって自分は偉いと思いこんでいるから」
「良い方向に変わろう」とするタイミングを作るか日頃から諭すようなことをお話するか、どうすれば良いか色々と考えてみたものの、なかなかアサーティブコミュニケーションを学んでいても大変だなぁと。正直
- 距離を置くのも1つの手段
- 他責思考のかたから始まる雑談は話を広げない
- はじめからそういう他責思考の人を採用しない
- 他責思考だとわかった時点で上の立場にさせない、周りを巻き込ませない
となんとも極端な方法しか思いつかない自分の考えの浅はかさに残念です。
もしかしたら妄想性パーソナリティ障害の可能性もある
メンタル疾病のなかで妄想性パーソナリティ障害というものがあります。どんな症状かというと「他人の行動や自分に対する言論すべてに自分に対して悪意があるんじゃないか」と思い込み、勝手に攻撃をしてきます。
妄想性パーソナリティ障害の疑いのあるかたとお話をしたときの私の感想は以下です。
- 「話し合いをしよう」と自ら提案したにも関わらず、相手のお話に矛盾する点や、嘘をついている点を指摘すると「議論はしたくない」と話し合いにならなかったりする
- 「自己責任という考えは好きじゃないんだ」と言う
- 自分の都合の良くないことは周りに話さず、「こういう被害を受けたんだ」と一方的に被害者になりたがり周りに味方をつくろうとする
- 過去の自分の行動は正当化するが、他人の行動については、「見下されている」や「脅されている」などと思い込む
- すごく嫉妬しやすいが自分で改善行動を起こさない
※他人のせいするので正確には起こせない
正直、可哀そうではあります。ただ、攻撃をされる以上個人的にはそういう人には距離を置くぐらいしかないです。距離を置いたとしても私自身が悪者というレッテルをつけてくるので実際そういうことを拡散されるのはある程度許容する必要があります。メンタルクリニックをすすめて、認知行動療法でなんとかしてもらうのも手段の1つだと思います。
他責思考の末路
いわゆる「老害」に近い存在になりそうな気がしました。
心理的安全性の高いチームを作るには
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HRTの原則を理解してチームでお話をすると良いでしょう。
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