【HSPミニマリストの挑戦】山手線一周徒歩!体験談!真冬の2月、脇見恐怖症でもできた!
こんばんは、ShiYu(しゆ)です!
2013年の2月ごろに
山手線を一周歩くという体験をしました。
その思い出話をつらつらと
書いていきます!
(なぜいまも思い出せるの?)
(HSPだからかも?楽しかったからです!)
Contents
経緯
もともと、
「東京マラソンに出たい!」
と考えておりました。
残念ながら
当選結果は落選という形になりました。
そしてその時に
「東京マラソンに代わる、なにかストイックなことをしてみたい!」
という気持ちがきっかけだったと思います!
たまたまTwitterでちょくちょくリプしあうような
フォロワーさんが、「山手線を歩いている!楽しい!」
みたいなツイートを
しておりました。
私は「これだ!」と考えました!
一人だと楽しくないかも
しれないから、誰か誘おう!
でも、いきなり「山手線を一周歩こう!」
と誘ったところで、難しいだろうなぁと考え、
戦略を練った。
少し考えて
そしてすぐに行動に移しました。
協力会社の同期で
ストイックな方がおりました。
その同期は高校時代
バドミントン部ということで
スポーツできる系です!
私も一応バドミントン部に
所属していたことはありますが、
先輩からいじめられて退部しました
ただ、練習がきついことも多少はわかるため、
その人を誘いました。
Sくんと定義しておきます。
私
「Sくん、何かスポーツ今している?」
Sくん
「特になにもやっていないけれど、毎週走っている」
私
「そっか(毎週走っている、キタコレ!)!明日ストイックなことに挑戦しない?」
Sくん
「ストイックなこと・・・やる!」
私
「そしたら、暖かい服装で秋葉原に10時集合ね!」
Sくん
「了解!」
こんな感じでやることになりました!
今思えば、Sくんめっちゃ優しい方でした。
こんな唐突な誘いにのってくれて
本当にありがとう!
ステータス
性別:一応男性。
(男性のなかでは珍しく女性脳。恋愛対象は女性)
低身長 : 170センチありません。
(低身長でモテるには、筋トレと共感能力と家事ができることが大事かも!)
(当時はモテたの?)
(当時も今もモテないです…)
低体重:47キロぐらい。
(もともと痩せてました)
偏差値:たぶん42ぐらい
(高校の入学時は60ぐらいでしたが、
いじめられて統合失調症になり勉強どころじゃありませんでした)
(生きることを諦めなければ・・・理解者は必ず見つかります!大丈夫!)
(いじめられても勉強しっかりできる人すごいなぁと)
恐怖症:脇見恐怖症 / 日本人形恐怖症
(周辺視野に人が入るとその人に視線を送ってしまう視線コントールできない系の恐怖症)
(日本人形とか市松人形とかが怖いんですよね・・・)
メンタルの状態:良くはない。
(仕事場で脇見恐怖症を最大限に発揮してしまい、「見てくる!」「気持ち悪い!」「目が合う!」と陰口を言われまくる日々でした。これは今もあまり変わっていないかもしれない)
スポーツ経験:卓球(3年)と水泳(8年)ぐらいです。あと8月からランニングしてました!
山手線一周の距離
まずは距離を把握して、
敵を把握して戦略を練ることにしました!
先駆者のかたがたの情報を観ると
約40キロと書いてありました!
(どこかの記事は22キロみたいなことを書いてあったような)
練習とか準備期間について
練習については
以下をやっておりました。
2013年の真夏という一番暑い季節。
週に2日ほど荒川の周辺で
ランニングを開始しました!
距離は最初は3キロから始めて
9月には10キロまで伸ばして練習しました!
荒川沿いのナイトランは
夜景が綺麗で感動したことを
覚えております!
荒川沿いにお住みの方々は
是非気分転換に走ってみることを
オススメします!
ただ、
全然人がいない橋があって、
不気味に感じて折り返した橋がありました。
あとで調べたら江北橋という心霊スポットでした。
(HSPの直感というやつですね!)
ということで
ランニングコースは心霊スポットではないかだけ
下調べしておくと、ちょっと安心するかもしれません!
装備品
アディダスのランニングシューズ:1万5000円
(靴は本当に大事!)
ウインドブレーカー上下
ヒートテック2枚セーター1枚
上着合計4枚。
(東京であればこのぐらいで寒さをしのげますね!)
ホッカイロ1つ
コーヒー(WANDAのモーニングショット(赤い色の))
マスク
軽いショルダーバッグ
ティッシュ1個
あとはお財布とスマートフォン
当日のルール説明
- 基本的に、道路の経路案内板や街のタウンマップのみで行動すること!
- できるだけ外回りを歩く事!
- 山手線の駅1つ1つを必ず目視で確認すること!
- ルートは秋葉原から反時計回りで一周し、ゴールも秋葉原!
- 移動手段は徒歩のみ。禁止事項:タクシー・レンタサイクル・GoogleMap禁止。
当日の朝
山手線
秋葉原駅
中央改札
つくばエクスプレスの入り口前
S君と合流した。
ここがスタート地点である。
私
「おはよう!」
S君
「おはよう!ストイックなことなにするの~?」
私
「山手線を一周歩く!」
S君
「マジか!笑笑」
私
「よし!いこう!」
S君はコクリとうなづき、
ともに北に歩み始めた!
どんな感じだったか
5年以上前のお話なので、
あんまり覚えていないが
覚えている範囲のことを
書きます笑
秋葉原・御徒町・上野
秋葉原から、御徒町、上野までの
距離が異様に長く感じて
いきなり最初から
挫折しそうになっておりました笑
「御徒町、上野」
無事到着。
鶯谷・日暮里・西日暮里
その後、鶯谷から日暮里のあいだで
目の前の子供を自転車に乗せた新米お母さんがおり、
子供がタオルハンカチを落としたのを、二人が気付き、
私がなぜか考える間もなく、
全力疾走で自転車に追いつき、
タオルを届けたりしました。
(体力つかったかもかなり、でも喜んでくれて良かった)
西日暮里あたりまで
歩いたときには
すでに「結構歩いたよね~」と
達成感がありました!
そうです、
普段二人ともデスクワークで
ロジックを考えたり
しているようなお仕事です。
おそらく15分ぐらい歩けば
きっと満足していたことでしょう
セロトニン的な意味で笑
「鶯谷、日暮里、西日暮里」
無事到着。
田端・駒込・巣鴨・大塚
田端から駒込駅に向かうのですが
1回目のハプニング発生。
田端からおもいっきり
北中里駅につきました!
Sくんと私「外側歩いたからか」と納得して、
内側に入り、無事駒込駅に到着。
「線路沿いを淡々と進んでいたら詰んでたね…!」
と談笑しておりました笑
Sくん
「あれ高齢者が多い」
私
「ということは巣鴨近いかな」
Sくん
(ツンツンに肩つつかれる私)
私
「え?」
Sくん
「巣鴨駅あった!」
私
「ナイス!」
そしてとことこ二人は歩み始めて
すぐに大塚駅を見つけた!
「田端、駒込、巣鴨、大塚」
無事到着。
池袋、目白、高田馬場
大塚駅から私たちはまた警戒した。
Sくん
「ここからは内側ルートに行こう一度離れると大変」
私はそれに同意した。
そして、
池袋駅に向かう際中、
「あ~ここコスプレのお店だね~」
などなどお話をしながら
Sくん
「この道わかる。駅はあそこだ!」
私
「おお!ナイス!」
(池袋あまりいったことがなかった)
山手線の内側を歩いたことで
山手線の線路沿いを見ながら
歩くことができるという
イージーモードに
切り替えて歩いた。
目白、高田馬場には
すぐに着くことができた!
目白あたりでランチを取ろう
お昼ということもあり
がっつり家系ラーメンを食べた!
身体が温まり本当に美味しかった!
ごちそうさまでした!
目白と高田馬場あたりの
小さなデパートの椅子で二人はストレッチしたりして、
休憩をとった。
「池袋、目白、高田馬場」
無事到着。
新大久保、新宿、代々木
私「なんだか日本語じゃない言葉が飛び交っているね」
Sくん「だね。」
二人はこういう場所もあるんだね~と言いながら、
新大久保に到着。
そして線路沿いを歩き、
すぐに新宿に到着。
ここらへんは南にいくだけ、かつ
内側を歩くことによって
まだまだすんなりといけたが、
二人の歩く速度は各段に遅くなっていた。
代々木も新宿から割と近いので
すぐに到着した!良かった!
「新大久保、新宿、代々木」
無事到着。
原宿、渋谷、恵比寿
ここではちょっとしたハプニングがあった。
原宿に到着したころに異変に気付いた。
私「人がめっちゃ多くなったね。」
Sくん「何だろう?」
二人はライブ会場へ続く行列の中にいた。
皆は、アーティストの話をしているが、
どのアーティストかいまいち把握しにくかった。
みんなバラバラの服装で
年齢層は若めという情報ぐらいしか
なかったからである。
でもだんだん分かってきた。
「金爆」という言葉が多いことに。
そうです!
ゴールデンボンバーのライブ行列でした!
ライブ会場でこれから
ライブを楽しもうとしている方々。
その笑顔溢れる行列。
その中に上下ウィンドブレーカーの部活帰りの
疲労感溢れる男が二人。
私たちだけ異様であった笑
私
「この行列、途中で抜けないとこのペースだときついよね。」
Sくん
「うん!」
歩く速度の制限がかかると疲労感がさらに増す
二人の歩くペースは割と似ていたので
気づかなかったが、それに初めて気づいた。
歩道橋でなんとか進行方向を
ただし行列に抜けることに成功した。
ライブの行列の方々は進行方向を変更した私たちに
「あの人たちはライブにいくんじゃないんか~い!」
みたいな、不思議な表情をしていた。
渋谷も恵比寿も南に歩いていくだけなので
割と簡単な道だった。
恵比寿が一番お上品な街だなぁと感じました。
街並みも煌びやかで素敵でした。
将来はあそこに住みたいとなんとなく考えていました。
(今は地方に住んでいる、当時は川崎市に住んでいた)
「原宿、渋谷、恵比寿」
無事到着。
目黒、五反田、大崎
ここらへんはもう疲労が結構来ておりまして、
正直無心で歩いていた記憶しかありません笑
目黒に住んでいた時
Sくん
「そっちの社長の家目黒だっけ?」
私
「そうそう家賃20万って言ってた」
Sくん
「20万か・・・」
私
「稼げるといいね!」
Sくん
「今の会社じゃ無理だ」
私
「確かに・・・」
と、そんな話をしていた。
そして、
五反田に到着したとき
私
「五反田か~ここでブラックな現場に配属されて、
40歳ぐらいのおじさんが毎日、
となりで陰口、
悪口の嵐かつ、
舌打ちするひとで辛かったな~」
Sくん
「ITってたまにそんな人いるよね、なんとかなんないのかな?」
みたいな話をしておりました。
思い出すとおなかが
痛くなる現場でございました。
疲労感に加え、
思い出してメンタルにダメージを受ける。
道路の工事中か何かの影響で
ここで山手線の内側ルートから
外側ルートに変更となった。
・・・これがのちの笑える事件に発展する。
歩く速度もだんだん遅くなり、
疲労感はかなり多い。
大崎に無事到着した。
余裕はなくなっていた…笑
「目黒、五反田、大崎」
無事到着。
品川、田町、浜松町
事件は発生した!
外側ルートを歩いている私たち
暗くなっていたので
大崎から品川駅・・・
私「あの明るいビルが多いところがきっと品川駅だね!」
Sくん「うん!あそこだ!」
と確認をしているが
あることに気付く。
私「大崎から品川ってこんなに遠くないはず!なんかおかしい!」
Sくん「ほえ?」
私「山手線、隣の線路に走っていない。」
二人で立ち止まる。
そして電車が通過する。
私「あれは湘南新宿ラインだ!ヤバイ笑」
Sくん口ポカーン
どこかで内側に行かないと遠ざかる!
外側ルートから内側ルートに行けないのである。
歩道橋が全くない。
なんとか線路沿いを歩いた結果
着いた駅が「大井町だった!」
これは後日談だが、
大崎に引き返したほうが明らかに早かったです笑
大井町でタウンマップを確認。
二人とも疲れておりなぜか正常な判断ができていなかった。
またも線路を間違えた。
「品川を目指そう」と、
二人で「あっちの道だね!」
ということで歩いた結果
品川シーサイドに到着した。
includeされているけれど、
品川駅ではなかった。
二人はなぜか大爆笑した!
品川に行くつもりが
品川シーサイドに到着するという
まさに大事件だった笑
ただ、この失敗でも二人は
「絶対あきらめない!完走する!ここまできたんだから!」
とスタート直後には
なかった強い意志が生まれていた。
品川シーサイドのイオンで少し休憩を入れた。
休憩を取らないと疲労もすごかったし、
あたりは真っ暗で寒くなっていた。
大きな道に出て、北を目指した!
とにかく北を目指した!
そしてまた明るいビルが
たくさんある場所を見つけた!
私「品川駅発見!」
Sくん「やった~!」
大崎から品川駅がこんなに遠かったなんて…!
(内側ルートを通りましょう大崎から品川は)
新幹線の線路を眺めながらゆっくりと
北を目指した。
田町についた、そしてまた内側ルートに変更。
そして田町から浜松町駅の
距離間がそこまで長くないので
モチベーションアップにつながった。
「品川、田町、浜松町」
無事到着。
※2013年ごろはまだ、高輪ゲートウェイ駅はありませんでした。
新橋、有楽町、東京
ここらへんからはほとんど覚えていないが、
飲み屋が増えたな~という印象だった。
内側ルートということもあり、ただただ無心で歩いていた。
外側ルートで銀座の方を歩いても良かったが
さすがに二人とも体力がなかった。
ただ、工事中ということもあり、
線路沿いから離れることも多く、
日比谷かどこかの地下鉄の駅に辿りついた記憶がある。
二人ともお手洗いに行きたくなり、近くのコンビニを探したが
全然見つからなかった。
(スマフォを使えスマフォを!)
(ルールがありますので~タウンマップで!)
ルートを外れ、周囲を見渡し、地下鉄の駅のマークをみつけた!
BUMPのKという曲を頭の中で再生しつつ、
全力で走った!
階段を一段飛ばしで下り、
地下鉄の改札が見えた。
降りたとき
煌びやかな女子大生4人が楽しそうに
前方から歩いており、
全力疾走でおもいっきり階段を下った
私は息切れをしながら、おもいっきり脇見をした。
そして女子大生に
「高校生にめっちゃみられた笑」と楽しそうに笑われた。
(あなたがたよりは年とっております)
そんなことよりもお手洗いにいきたい、
お手洗いをすぐに見つけてよかった。
ここも結構な事件だったかもしれない。
(お手洗いはこまめにいこう。行きたいときにみつからないかもしれないから)
なんだかんだで、有楽町に到着した。
あとは東京です。
なんかひらすら飲食店が
多い通りを歩いていた記憶があります。
東京駅のちかくに
何人かホームレスの方がおりました。
こんな寒いのにホームレスの方々を見て
悲しい気持ちになりました。
昔はしっかり働いていたんだろうなとか、
上手くいかないことが
重なってあの生活になったんだろうなとか、
あの人たちにも大切な家族がいて、
幸せな時期もたくさんあったんだろうなとか、
なんとかならないのかな。。。
そんなことを考えていました。
「新橋、有楽町、東京」
無事到着。
神田、そして・・・
もう本当に疲れていました。
日中は太陽の光で暖かったのですが、
夜は寒いです。2月ですからね。
ただ、東京から神田も
歩く距離はそこまで遠くありませんでした。
Sくん
「これひとりでやったら挫折してたね笑」
私
「そうでしょう~笑」
と、そんな話をしておりました笑
神田に着いたときは
私は「あとひとえき!あとひとえき!」
と何故かはしゃいでおりました笑
「神田」
無事到着。
ゴール!秋葉原へ!
ぐんぐんすごいはやさで二人は歩いていきました!
他の歩行者に颯爽と抜かされてはいましたが。
そして途中で
Sくん
「本社こんばんは!」
私
「なつかし、でもあそこはもういいや(あまり良い思い出がない)」
当時のSくんの勤め先の
本社を確認しつつ
秋葉原を目指しました。
時刻は21時40分
スタートしてから
11時間40分が経過しておりました。
ぐんぐんぐんぐん歩いていき、
ようやく秋葉原に到着!
二人とも割と大きな声で喜んで
ガッツポーズをしました!
周りの方は
「ウインドブレーカーをきた満身創痍の二人が突如大きな声を出して喜びはじめた!」
と不思議がられたことでしょう。
やったことない方々には決して
分からない喜びがあったと思います。
「22時、秋葉原」
無事到着。
帰り道
山手線を一周しても歩く動作は続きます。
Sくんはつくばエクスプレスに向かい、
私は京浜東北線で川崎まで行き、
あとは乗り換えて南武線で数駅して降りて
家まで歩きました。
家に着いたのは23時30分ごろだったと思います。
コンビニで買った夕食のカレーがとてもおいしかった!
SくんからLINEが来まして
無事に帰ることができたそうです!
私
「またやろうね!」
Sくん
「内側ルートにしよう!」
と提案されました笑
感想
やって良かったです!
何故良かったかというと、
・ストイックなことを達成した!
・山手線の街並みを楽しむことができた!
・今こうして記事にすることができた!
街並みは、秋葉原から
北に歩くとだんだん東京っぽさはなくなりました。
高齢者たちが多い巣鴨でした。
池袋あたりからいっき人が増え始め
新宿渋谷原宿はもう若者の街という感じでした。
宣伝する車は何度出くわしたことか・・・笑
やはり個人的に住みたい街は
恵比寿でした街並みおしゃれ~きれい~お上品~
大崎から品川は内側ルートを推奨!
東京らへんからは飲食店が多いですね!
こんな感じで
・街並みを楽しむことができる!
・ストイックな体験もできる!
・新しい価値観が生まれるかも!
となんだか、楽しかったです!
友人のSくんには本当に感謝しております!
若いうちにしか
できないことかもしれませんので、
気軽に挑戦してみてください!
仲の良い、居心地の良いかたと
一緒にチャレンジすることを、
オススメします!
ゴールしてもできなくても、
良い経験になると思います!
以上です、長々と読んでいただき
どうもありがとうございました!
さいごまで読んでくださった
読者様に明日良いことありますように!!