【HSPミニマリストの体験談】鼻中隔湾曲症と診断され、その手術をした話を思い出しながら長文書いてみた。

こんばんは。ShiYuです。

2018年1月、鼻中隔湾曲症の手術をしたので

その体験談でも書いておこうかなと思いまして、

今こうやってキーボードをかたかたやっています。


鼻中隔湾曲症とは?

鼻の中央を支えている骨が、

なんらかの影響で曲がってしまい、

その影響で鼻の空気の

通り道が狭まってしまい、

鼻呼吸がしづらくなる病気です。

なんらかの影響とは?

大人になって脳が重くなったり。

格闘技とかでパンチが

クリーンヒットして

鼻が骨折した影響だったり。

様々ですね~。

鼻中隔湾曲症を知った経緯は?

JR川崎駅の西口にある、とある耳鼻科で、

「ただの風邪ひいたからお薬ください~」

とかではなく

「現在の症状の状態を知り、

正確な治療を行うために

必要な検査をします」

といった具合の

耳鼻科がございました。

初診で光ファイバーで

鼻の中をみたときに「鼻中隔湾曲症だね!」と

言われたのがファーストヒヤリングです。

採血を行い、アレルギー検査もしてくれます。

P.S. 先生ファイバーの扱い方すごい上手。

手術を受けようと思ったの?

1.集中力を上げるため。

毎日起きている16時間の中で、

両方の鼻に空気が通ることが20分ぐらいしかなく、

15時間40分は片方の鼻閉が

生じてストレスになっていた。

花粉症のときにぼーっとしている

あんな感じがずっと続くような

感じでしたね~。(仕事に影響がでる)

2.睡眠の質をあげるため。

寝ている間も鼻閉によって、

なかなか寝付けず

ストレスとなっていた。

(仕事に影響がでる)

3.生きている時間(年単位)について考えたため。

計算式:平均寿命 - 自分の年齢 = 生きている可能性のある時間(年単位)

この計算式で

80歳 – 20歳後半 = 50歳以上。

50年以上の数値で、

生きている可能性のある年数の解がでました。

「手術をしてすっきりした状態で50年以上過ごすか」

「あと50年以上は今のすっきりしない状態」を

天秤にかけて考えた結果、

私の中では当然、前者を選択するという

結論に至るわけでございます。

手術のメリットは?

私の場合は3つですね。

1.睡眠の質があがる

慢性的な鼻閉を治すことによって、

慢性的な睡眠不足を解消することができます!

2.集中力があがる

鼻閉の状態だと、

集中力が持続できない、かつ、

すぐに眠くなるという

問題点を解消することができます!

(すぐ眠くなるのは食事の問題かもしれませんが)

3.音域が変わる

趣味で歌を歌っております!

手術することで

地声の高音域が広がりました!

そして歌っている時の

呼吸が楽になります!

ボイトレの先生からは

「発声練習の時点で声がパワフルになったね!」

と言われました!

手術のデメリットは?

1.先立つものが結構かかる

東京都の大きな病院の紹介状をいただき、

①受診、手術日の意思決定

②精密検査

③手術前のオリエンテーション

④手術(粘膜下下甲介骨切除術・鼻中隔湾曲の手術)

⑤手術(後鼻神経切断術)

⑥経過観察後、鼻のガーゼを外す

⑦1ヶ月後の受診

ここまでで

手術後の近隣のホテルに

宿泊等も含めて約50万です。

県外からだと交通費等で

さらにかかるかもしれないですね。

生命保険や

関東IT保険等で給付金が入り、

実質15万ぐらいでした。

2.手術前のコンディションへの警戒と手術後のリカバリーに時間がかかる

・「手術予定日の、2週間以内に風邪をひいてはいけません。」

手術前のオリエンテーションにて、

説明されます。

インフルエンザが流行る時期に

被ったHSPな私は

この2週間は

本当にナーバスになっていました。

電車とかで

咳をしていたりする人を

見かけては避けてしまっていました。

すみません。

・「手術後1ヶ月は運動してはいけません。」

手術後1ヶ月は運動も禁止の為、

その期間はボイストレーニングも

中止しました。

手術後、1ヶ月経ちますが、

鼻うがいをしていても

まだかさぶたが

流れてきたりします。

3.リスクは当然あります

手術を受ける前に

先生が事前に説明してくれます。

しっかり聞いて納得した上で

手術を受けても良いですし、

納得して手術を受けない

選択をするのもありです。

自分の人生なので、

自分で決めましょう!

鼻の形や声は?

鼻の形は?

鼻の高さは

変わりません。

ただ、

鼻の形は変わると言えば

変わりました。

どうなったかというと

鼻の輪郭が少しだけ

シャープになりました。

私の鼻は高くはなく

「団子鼻」なのですが、

右の鼻の空気が通ることによって、

今まで使われていなかった

筋肉が使われ

はじめたのでしょう。

今までは右目と鼻の間の

くぼみはありませんでした。

術後、右目と鼻の間に、

左目と鼻の間のくぼみと

同じぐらいのくぼみが

できました。

これによって、

左右のくぼみの深さが

統一されました。

この影響で

少しだけシャープに

見えるようになりました。

結果的には良かったと思いました!

「団子鼻」の方はもしかしたら、

私のように変わるかも

しれないですし、

高い鼻の方とかは

変わらないかも

しれないですね。

わかりません。

声は?

声も変わりました。

鼻声が解消されました!

ありがたや~

手術、1日前のお話

アルコールはもちろん禁止。

夕食は17時ごろ食べました。

「まだ生きる!」と思ったので

好きなものではなく、

最短の外出時間で

お腹いっぱいになるものを

買った記憶があります。

セブンイレブンのパスタ。

手術、当日のお話

当日の朝

「遠足は家に帰るまで」という

言葉を思い出して、

なぜか意味の分からない

関連付けをした結果、

(どういう関連付けなのか自分でもわかりませんが)

まずは

「手術当日は、

まず朝起きることが大切だ、

寝坊してはいけない」と

強迫観念がめちゃくちゃ発動しました。

結果6時に起きる予定が、

5時に起きました。寝不足。

朝「コップ1杯の半分ぐらいの水分しかとってはいけません」と

言われたので、白湯のみました。

私は1月に手術を受けたのですが、

「7~9月の暑い時期は脱水症状とかになりそうだなぁ」

と思ったので、手術を受ける月は、

「インフルエンザの流行る12月~2月末」かつ

「暑い時期7~9月」以外の

3~6月、10~11月が理想かもしれないです。

さて出発!

雪積もっていたので、

1.転ばないこと。

2.通勤ラッシュでつぶされないこと全力でした。

東海道線でつぶされました。

あと、インフルエンザには

かからないように細心の注意を

払っていきましたね~。

(マスク着用と風邪ひいてそうな人の近くに並ばないというだけです)

8時に病院無事着いた。

部屋に通されて

「個室綺麗」とか

「今住んでいるアパートより個室広い」とか

そんなことを思いました。

「血圧が高いね~(106ぐらい)」

緊張してます。。すみません。。

9時20分手術中のこと。

手術室に通されます~。

看護師が足に

なんかテープ付けています。(くすぐったい)

看護師が腕に

なんか付けています。(何だろう)

看護師が

「麻酔の準備しますね」と言って

注射されます。(注射の痛みだ)

看護師が

「それでは全身麻酔しますね~」と言って

・・・2秒後

脳の機能が急停止した感じで止められ、

脳を掴まれたような感覚に襲われ

意識がなくなりました。

目をあけたまま意識がなくなったので、

看護師さんたち

「はい!白目になった!麻酔きいた!」

みたいな反応だったのかなぁと

不安になる。

足とか、

におってたらどうしようと

不安になる。

9時50分手術おわり。

夢を見ていました。

シドの光という曲を

私が歌っていて

誰かに褒められている夢です。

周りは黄色の光でまぶしくて、

褒めてくれた人も

光に包まれていて誰かわかりません。

誰だろうなぁと思って目が覚めました。

看護師

「ShiYuさん、手術おわりましたよ。」

「・・・(良く寝た・・・良い夢みてた、あっ手術してたんだった)」

と寝ぼけていました。

個室に移動させられ仮眠。

10時30分、アラート鳴る

親は

「30分もしないで帰ってきたね~笑笑」

「楽しそうで何より・・寝る・・・」

機械

「アラート!!!アラート!!!」

「え?」

「!!」

親、ナースコールのボタンに

押すまでにかかる予想時間、

約20秒。

15秒で看護師到着

看護師

「酸素低下してますね~。口でいきしてください!」

普段鼻呼吸しようとしていて、

「あっ今、

鼻に大量のガーゼが詰められていてできないのか、

口呼吸しなきゃ」となり、

深呼吸したら、アラート解除されました。

午前中

鼻のガーゼを取り換える説明を

看護師にされます。

安静にしたあと、

「起きてお食事していいですよ~」と言われ、

起きてコーヒーを飲もうとしたら、

「カフェインはまだ早いかな~」と

言われた記憶だけが鮮明に残っています。

しばらく後鼻漏とともに、

血液が混じります。

「それは骨を削ったから、当たり前か。」と、

心配にならずにぼんやりと考えていました。

ゆっくり、おにぎりだったり、

サンドイッチだったりを食べました。

足りなかったので、

カロリーメイトも食べて、

全身麻酔だったにもかかわらず。

30分後にはうろうろして、

自分で指定されたゴミ箱へゴミを

捨てに行く元気を見せつけてしまい、

看護師から

「若い子は回復力がすごいね~!」

と褒められました。

さて、その後は

本を読もうと試みましたが、

あんまり頭に入らないので、

自社の

手術のことを知っている

営業の子に

ちょくちょくチャットを送って

暇をつぶしていました。

14時ごろに退院

日帰り手術だったのでね、

13時30分ごろに

担当医の問診を受けて

退院許可がおりました。

14時ごろには退院しました。

近くのホテルまで

100メートルもないのですが、

麻酔が残っているので

重い荷物をローラーで

移動させながらと

言っても少々負担がありましたね。

お薬は痛み止めと抗生物質でした。

(ロキソニンとなんだったかな・・)

ホテルチェックインの14時15分から寝る20時まで

フロントで

チェックイン~

手術後の私は

鼻にガーゼをあてて

マスクが大きくなっている、かつ

涙目、かつ

麻酔が残っている状態、かつ

口の中が血だらけの状態で、

チェックインの際の必要事項を記入。

病院側のお願いで

付添人が必要だったので

母親がいたのですが、

母親はなにもしません。

過保護で、偉そうに口出しはしますが、

行動はあまりしません。

・・・・そして最大のミス!

旅行ど素人マンの私は、

部屋を

「ツイン」ではなく「ダブル」に

指定しておりました。

成人したわたくしが、

ダブルベッドで母親と寝るという

「メンタルにダメージはない」と言ったら

嘘になるミスをしておりました。

ホテルについたら

ひたすら安静しておりました。

(あんまり記憶ないな~。)

(手術してから1年半経過しているからね~。)

寝るときの問題点

・鼻呼吸が一切できない。

「目をつむる→口で息する→口閉じる→息できなくて口空ける→目が覚める」サイクルを

ガーゼが外れる1週間の間、

繰り返すことになる

可能性があります。

なんか

最終的に口をふさがないように、かつ、

飲み込まないものを探した結果、

割りばしをみつけました。

割りばしを口にくわえて、

紙テープで固定して

濡れマスクをつけて

寝た記憶があります。

割りばしとか

あぶないから

自己責任でお願いします。

ただね~、

なんだかんだで

ガーゼ取り換えたり。

母親の寝返りの

旋風脚が私の足に

クリーンヒットしたりして。

結局座って寝ようとしたりして

3時間も寝れなかったかも笑

(ツインベッドの予約をすることだけは学んだぞ!)

術後、1~3日目

・安静にする

・ガーゼ変える、出血が止まったらガーゼ変えるの終了。

を繰り返していましたが、

やはり寝るときの

呼吸はなかなか慣れませんでした。

これが一番

苦しかったかもしれないです。

不安傾向が強いので

「この状態が続いたらどうしよう。」とか

「ガーゼ外してもらえなかったらどうしよう。」とか

「ガーゼが外れる前に生きていられるだろうか。」とか

今思えば「大丈夫だよ。」という内容なのですが、

余裕がなかったんですね~。

4日後、2回目の手術

後鼻神経の手術でした。

1回目の手術で学びました。

靴に消臭スプレーをする、

手術を受ける前に

念のためウエットティッシュで足を拭く。

足が臭いと言われたことは

ないのですが、

不安傾向が強いので

そういうことしていました。

麻酔かけますと言われて、

2秒後ぐらいにゆっくり目を閉じる。

そのあとは無事手術も成功して、

個室に戻され、

口呼吸で酸欠を防ぎました。

2回目の手術から一週間はどうだったの?

2回目の手術で、

先生がガーゼを工夫して

詰めてくれました。

ガーゼを鼻に詰めてても

鼻呼吸ができるという

素敵な心配りに助けられて、

「口閉じたら全然息ができない!」

その状態がなくなりました。

なんか術後すぐに

PS4のモンスターハンターを

買いに行った記憶があります。

鼻から多少出血してましたが、

PS4とモンスターハンターを

家まで運び、

ひたすらモンハンを

していた記憶があります。

1日10時間ぐらい。

そして、一週間後、経過観察。

問題なしということで、

ガーゼが外していただきました!祝!

「かさぶたが多かったので

鼻の通りがすごい良い!」という感覚は、

いきなり

感じることができませんでした。

ただ、

「あー右の鼻から喉のほうに空気が入る~」と

いう実感はありましたね~。

嬉しい限りですね~。

ありたがい限りですね~。

感謝ですね!

ガーゼを外してから、

さらに一週間経ってから

鼻うがいしてください

と言われました。

これは、

病院によると思うので、

その病院でよく説明を聞いてくださいね~。

そしてガーゼが外れて2日後、お仕事再開

本当はもう少し休みたかった~。

お仕事はできるけれど、

後鼻漏的な感じでまだ血がにじむ~。

ずっとマスクしながら

お仕事していました。

お仕事再開はせめて

鼻うがい1回はしてからにしたかった~。

私は、なんちゃってSEのため、

対人コミュニケーション

そこまで多くないですが、

いいえ、多い人は多いですが、

そこまで多いフェーズでも

なかったのですが、

接客業とかは

厳しいかもしれないですね~。

ガーゼを外した後の経過は?

1週間後から鼻うがいを開始しました。

かさぶたが出てくる。出てくる。

「そんな大きなものまで?どこに入っているの?」

あなたのOHANAです。

それが2~3週間は

大きなかさぶたが出てきました。

1ヶ月後も多少出てきました。

かさぶたぶたぶかさぶた。

確かに鼻から首までの

横の長さって意外にあるよな~

と思いつつ。

次は1年後の経過観察です。

1年後の経過観察は?(2019年6月)

電話つながりにくい病院だったので、

全然つながらず行けていません。。。

鼻の調子は?と聞かれたら、

両方の鼻で呼吸はできますが、

2018年9月に風邪をひいた後、

副鼻腔炎になった可能性があります。

現在2019年6月はその治療をしています。

鼻中隔を治すまでは

副鼻腔炎になるようなところまで

空気がいかなかったか、

ならないようにずっと薬を

処方してもらっていたからか~と、

のんきに考えていました。

あとはメンタルからなのか

副鼻腔炎からなのか

わかりませんが、

涙目になっているのが

少し気になります。

鼻強くかみすぎたか~と、

のんきに考えています。(現在進行形)

2020年の12月ごろの調子は?

2020年の1月現在の追記です。

2019年の6月は、

副鼻腔炎の治療をしていましたが、

結局は副鼻腔炎ではありませんでした。

なにかというと

「慢性上咽頭炎」です。

これについては

またブログ書きますが、

治すために

色々とやっております。

これさえ治れば本当に

快適な鼻呼吸生活が待っております。 

教訓

・手術を受ける2週間前から

体調管理を徹底しましょう!

・ホテルに泊まるのであれば、

「ツイン」を選択しましょう!

・ホテルについたら、

水分をたくさん取ると思うので、

事前に用意するかコンビニにいきましょう!

・箱ティッシュは多いほうが

良いのでたくさん(3箱ぐらい)

持っていきましょう!

・濡れマスクや加湿器は必須!

口が乾燥して風邪ひかないように!

・手術日は3~6月または

10~11月で出来れば

良いのではないでしょうか!

・保険に加入しているかたは、

日帰り手術よりも

1週間入院の

手術プランのほうが多く、

給付金が出るかと思います!

・術後はガーゼが外れるまでは、

大変な想いをすると思いますが、

どうか耐えてください!

その先は、快適な

鼻呼吸生活が待っています!

・快適な鼻呼吸生活でも、

慢性上咽頭炎になる前に

しっかり風邪は治しましょう!

・睡眠の質はあがりました!

ただ、慢性上咽頭炎になると

同じ状態になるので

気を付けてくださいね!

以上です!手術を考えているかたへ

少しでも参考になれば幸いです!

またこれからこの受ける方々へ、

手術の成功を祈っております!

長々とお読みいただき、

どうもありがとうございました!

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